やっぱり楽しい外国人ミックスなシェア生活だけど、トラブルの種類もとにかく多様。その運営事業者さん、きちんと受け入れノウハウ、持ってますか?
外国人の方が入居しているシェアハウスで、日本に居ながらにして日常的に国際交流の機会を持つ!これは確かに、シェアハウスの一番面白い所の1つです。
外国人の多い物件は、一般に日本人だけの物件よりも段違いに雰囲気が明るい場合が多いですし、思い出に残るような楽しいシェアハウス生活を期待する場合は非常にオススメです。
ただし、外国人の方は言葉も文化も全く違う世界中の国から日本に来ているワケですから、そこで発生するトラブルも日本人だけの物件に較べ格段にバリエーション豊かになってきます。外国人入居者の比率が高い物件では、ほとんど外国に来ているぐらいの気持ちでいた方が良いでしょう。
さて、外国人の方のいる物件に入居する時は、運営事業者さんの管理能力をちゃんと見極める事が、より重要になってきます。シェアハウスでは、歴史的に一般の賃貸物件に較べ外国人の受入れに対して非常にオープンな文化があります。これは素晴らしい事なのですが、稀に外国人の受入れに対して何の準備もしていない事業者さんもいらっしゃいます。
外国人入居者を受入れるには、外国人登録証などを確認して不法滞在者を避けるといった法律的な知識や、カルチャーギャップから発生する様々な問題に対処するためのノウハウが必要になります。また、いざトラブルが発生した時にきちんと当事者とコミュニケーションを取るために、相手の方の話す言語に堪能な担当者も必要です。
国際交流自体は非常に素晴らしい事です。しかし、世界中からやってくる外国人の方を受入れるに当たって最低限の管理体制が備わっていないとしたら、入居者が深刻なトラブルに巻き込まれても不思議はありません。よく注意する必要があります。